ネパール行きアンプケース製作
今日は涼しかったので9N1AA局の2mKWアンプケースの製作をしました、秋に持っていきます。
NFメーターはHP8970B、ノイズソースはHP346BどちらもeBayで中古を購入したものです、ネットにありました使い方こちらを見て設定しました、正しいかどうかは測定器の校正もしていませんので分かりませんが相対的に良い悪いは分かります。Gainはスペアナと変わりませんので正しいようです。NFは実際よりも0.3ぐらい良い表示ななっているようにも思います?
ディバイスはPGA103+を使用、出力側に2段のフィルターが付いています、Gainを最大にするとNFが1.0と悪化します、フィルターのCを少し抜いたところに良いところがありました、結果帯域がどなったかは見ていませんが。このページの上にあるPreAmp U/Vの6番です。ディバイスPGA103+のデータではNF0.6となっていますのでこんなところでしょうか。
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RA3WDKから購入したPreディバイスはSPF5189z です、出力側に1段のフィルターです。ちょっと出来すぎな感じがしますが・・・、データでは800MHzでNF0.52となっています。こちらもフィルターのCを少し抜いたところに良いところがありました。このページの上にあるPreAmp U/Vの5番です。
この後CALIBRATEしなおし再度測定、上のタイプで1.5下は1.0でした同調回路のないPGA103+のAmpは0.8とかなり現実に近いようです、しばらく楽しめそうです。
久しぶりにEMEワッチすると3B8MBがパイルになっています。肝心の3B8MBが見えません、気を取り直してCQ CQで4局QSO!(左が水平偏波、右垂直偏波)
スタブをぶる下げるところの構造を変えて見ました、5DSFAケーブルに直にBNCのメスを取り付けそこにつなぎました(左)さらに最短でつなぐように(右)共振周波数がどんどん上がります、周波数が高くなってくるとここの構造がもろにきいてきます。
最後にテーブルの上にころがっていたセミリジットにしたところ-45dbも取れました、144.2MHZではロスはほぼ0です。
-40dbで+-1.8MHzとかなりシャープです、言い換えると調整が難しいことになります。
この状態でセミリジットの長さは113mm短縮率0.653です。
同軸を使ったスタブフィルターの実験をしました、HFのコンテストなどに使用している記事は見ますが高い周波数のは見たことがありません、今回は144MHzの3倍432MHzのフィルターです。簡単に言うと50Ωのケーブルの途中に目的の周波数の1/4波長の50Ωのケーブルを先端オープンで取り付けるだけです。今回は昨年のHAMフェアーで購入したテフロン同軸を使用、150MHzで短縮率を測定67%でしたので11.6mmのケーブルを付け詰めていきました、最終10.5mmぐらいになってしまいました。BNCコネクターあたりの配線の影響かもしれませんが実験ですので。目的の周波数で-35dbですが両側のフワフワが気になります・・・・
オークションで購入した三菱の10D-WFLEXですコネクターも同時に購入しましたので今日は取り付けの練習です、このケーブルは携帯の基地などで使われているようです。
構造は見ての通り芯線は銅のパイプです(径4.2mm外径13.5mm)、このコネクターの構造では芯線のハンダ付けは出来ません、かなりきつく割りも入っているので差し込むだけのようですが? 減衰量はケーブルの長さが90mとなってますが正確かどうかわかりません両端にコネクターを付けて144,432MHzで実測し計算しますとSFAタイプと同じぐらいでした、10D-WFLEX用のコネクター三菱製 N-P-10WFLEX-3使いきれない数がありますので欲しい方はご連絡ください、なれるとハンダ付けがないので楽です。
ここのところ仕事が忙しくHFのLPFはお休みです。
5段のLPFが上手く行きません、リレーの配線に間違いもありましたので仕切り直しです。
ネットにLPFを計算してくれるサイトがありました、こちら。
色々とデータを取っていますとパイ型5段(quarter wave filter)を作ってみたくなりました、今夜は途中で時間切れです。今回はリレーで使わない方はアースに落とすことにしましす、この方法ですとバンドを増やしたときに切り替えが楽ですので、リレーは数が必要ですが。コアーのサイズが小さいのが気になりますがW6PQLさんが1.5KWのLPFで使用してますのでやってみましょう。リレー Fujitsu K1CK012W (RSで購入)16Aの接点、コンデンサーはDEGI-KEYで購入(マルツでも)2KV耐圧チップ、トロイダルコアーT94-6はKits and Parts dot Comで購入(5個6ドル)、1.0mmEC線オヤイデ電機で。作られる場合には失敗もありますので結果を見てからにした方が良さそうですが・・・
LPFの続きです、今回は前回と同じロシア製の一番大きいタイプです、1ついのバンドに6個コイルがついています、2つのコイルで一つのLとなっていますこれは大電力を扱うためでしょうか。特性は減衰極+π型でしょうか減衰量が増えているところが2倍3倍になっていればかなりの効果があるのかもしれません、もう少し詳しく調べる必要がありそうです、設計となるとπ型までですそれ以上は難しくとても設計は出来ません。代表的なデータを2つ載せます。
データはサイトにもあります、こちら。