Power Supply

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昨年から作り始めやっと実用になっていますのでご紹介します。出力はエキサイター用13VとAMP用24V、48V34Aです1KWクラスのSSPA(ソリッドステートパワーアンプ)用電源です。
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放熱を考えるともう少し各ユニットの間を開けたほうが良い。
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ケースも自作しました。
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電源ユニットは中国製の安い(2K-3K)スイッチング電源を組み合わせて出力側には逆流しないようにショットキーバリアダイオードを取り付けています。この元はW6PQLさんの作られた電源を参考にしました。
果たして上手く動作するのか、ノイズなどはどうかと心配しましたが問題なさそうです。24Vのスイッチング電源はアンテナ風に言うと2列2段ですのでそれぞれの電圧調整は正確にします。不揃いですと電圧の高い電源の過電流保護回路が働いてしまいます。
160527-3電源をセパレート型にしましたのでアンプとの接続用コネクターが必要になります、なかなか良さそうなものがなく9Pのよく無線機で使われているコネクターを使用し50Vは+-3Pづつ使用、12Vに1P、AC電源用ソリッドステートリレー用(秋月で売っている完成品を購入)に2P使用しました。オ-プンバレル端子専用圧着工具も購入。
電流計と電圧計にはこちらも中国製のデジタル表示のものを使用、精度はわかりませんが目安になればと思っています、じつは穴が小さくパネルの加工が楽だったからかな?。このメーター電源を別にしろとなってましたので12Vのアダプターから2つに供給しましたら電流を流していない方にも電流が流れる表示がされる影響がでましたのでもう1つ12VのAC200Vで使えるアダプターを取り付けました。
背面に取り付けた8cmのPC用のFANは当初温度が上がると動くようにセンサー回路を付けましたが長時間使用することもありませんので電源ONで常時動くようにしました。

作ったと言ってもゼロから作ったわけではなくユニット間を配線しただけですがまとめるのはそれなりに大変です。
(2016/05)

Power Supply renewal (2017/08)

50V 1100Wのスイッチング電源(ノルウェー製)を複数台手に入れましたので現状の中身を入れ替えることにしました、スイッチング電源48Vの高出力のものがeBayなどでも多く出ています私も購入しましたが小型のものはFANの音がかなり大きいので気おつけましょう、今回のものはちょっと大きいのですがFANはついていません=静かです。
この改造に伴いフロントパネルとバックパネルは新規にします。
中身は50V 1100Wのスイッチング電源3台と12V8.5Aのスイッチング電源、SSRとかなりギリギリです。12V8.5Aのスイッチング電源はバックパネルにSSR(ソリッドステートリレー)は放熱が必要なので3mm厚のフロントパネルに取り付けました。


50V 1100Wのスイッチング電源3台で3300W66Aになります。改良点は
1. 背面のコネクターに他に大電流用の端子盤(60A対応)を取り付け。
2. パラ接続できるようなことが書いてありましたが気持ち悪いので出力にショットキーバリアダイオード40A(10AX4)をそれぞれのスイッチング電源に取り付け。
3. 3台重ねて取り付けましたので熱が心配でサイドパネルに大型で音の静かなFANを取り付けました。
4. 温度センサーユニットを追加、センサーは3段重ねの一番上のスイッチング電源上部に取り付け設定温度になると高温のLEDが点灯するようにしました。
突入電流対策はまだしていませんが40A対応のSSRが付いてますので大丈夫だと思います。

アンプのテストで30A-40Aの実験をしていますが熱はほとんど発生せず問題なさそうです。