4-EVENT SEQUENCER実験


WPQL JimさんのUnassembled kit $20を組み立て実験しました。ネパール行きアンプに組み込み予定です、同軸リレーCX600の動作が少し遅いのでリレーが切り替わってからリニアーが動作するようにタイミングを取ります。PTTで入力をアースに落とすと4つのイベントが順番に行われます。1つ目のイベントはは数アンペアで100vまでシンクすることができ、残りの3つはそれぞれ約500maで40vまでシンクすることができます。具体的にはリレーのアース側をイベントの入力端子に接続、PTT入力をアースに落とすとリレーがON。タイミングは半固定のVRで1秒まで調整でします。

ネパール行きアンプケース製作#3


塗装終わりました、背面の加工も終了、あとは配線です。

ネパール行きアンプケース製作#2


ケース作りの中でも一番苦しい全面パネルの加工塗装が終了しました。全面パネルは3mmのアルミ板でメーターの穴あけなど大変ですが最近は油圧パンチで空け(メーターの穴よりちょっと小さい)ジグソーで広げやすりかけですので昔に比べれば楽にはなりました。
塗装は先日ご紹介したプライマーでいい感じに仕上がりました。
中国のハルビン工業大学のアマチュア無線クラブ(BY2HIT)が二つ小型月探査サテライト“DSLWP-A”と“DSLWP-B”を今月の21日に打ち上げの予定で世界初の月楕円軌道のアマチュアサテライトだそうです、日本でどなたか協力してくれないかとの依頼があるようです、周波数は436MHzです。中国もやりますね、月にレピーターを置いてくれないかと思っていましたけれどそのうち実現しそうですね。

コンデンサーとしての両面基板#2


先日のLPFの基板ですがランドの部分を切り出して容量を測定しました。25.2PFと25.4PFでした、大きさは25X34mm面積を容量で割ると1PF/33.46mm3となりました、、LPFの基板の状態では36PFですこれは1PF/23.6mm3です。
ある程度の大きさの基板に作ったランドの容量と切り抜いたランドと同じ大きさの基板では容量が30%違いました、アース面が大きいと容量が増えることが分かりました、やって見ないと分からないですね。皆さん情報ありがとうございました。

アルミパネルの塗装



塗装はアルミパネルを紙やすりで傷をつけプライマーを吹き付けアクリルラッカーで色を付けていたのですが
シールをはがしたりすると塗装もはがれてしまいます、何か良い方法はないかと探したところ納得のいくものをみつけましたので従来の方法と比べて見ました。3日間置いておいたパネルにシールを貼りはがして見ました、1番は塗装が剥がれません、2番は従来の方法見事に剥がれました。プライマーの「ミッチャクロン」という製品です右側のシリコンオフスプレーは塗装前に油や汚れを落とすものです。
AMAZONで購入翌日届きました、便利ですが日本で税金を払ってないとか?

InnovAntennas from UK


イギリスのInnovAntennasから届いた2m10X4を開梱し組み立てはじめました。このアンテナはブーム5.5mで垂直と水平のエレメントが付きます。それぞれ別々に4分配を通って使用します。ブームは組み立てたのですがエレメントの取り付け方法が良く分からず問い合わせ中です、日本のメーカーのような組み立て説明書や部品表など何も入っていません。
一緒にALPHA SPID RAS – Azimuth & Elevation Rotatorも購入しました、ウオームギアを使用しており遊びが少ないそうです、コントローラーは仰角方位ともに数字で表示自動追尾のソフトもあるようです、また強風で方向がズレてしまったときにはコントローラーで表示数字を修正できるそうですタワーに登らなくてもOK。
このローテーターはマストのトップに取り付けます、マストは固定です。

Return Loss bridge


Return Loss bridge作ろうかと思ったのですがeBayで見たら削り出しのアルミケースに入って25ドルです、基板だけなら7ドルついポチと押してしまいました。From Ukraineです。

コンデンサーとしての両面基板


Low Pass Filterなどで両面基板の片側をランドにしてコンデンサーの代わりにしているのを見かけます、そこで実験してみました。
まず基板はFR4ガラスエポキシPCB(Printed Circuit Board)だと思われますこの切れ端をCQ誌にも出ていました秋月で売られている測定器D5000で測定してみました。写真にある43.1PFは1PF/30.45mm3、39.9PFは1PF/30.25mm3、29.9PFは30.60PFでした。
だいたい分かりましたのでLPF用に34.33PFを作るために1PF/31mm3で幅25mmで計算すると長さ42.6mmになりますカットし微調整をしようと思いましたが43.6PFにもなってしまいます、多い分にはカットしていけば良いので問題はないのですが、現在42.6mmを34mmまで削って36PFですこれは1PF/23.6mm3です。
裏側のアース面が大きいのが原因でしょうかそれにしてもこんなに違う理由が良く分かりません、見た目は同じなのですが基板の規格が違うのでしょうか?どなたかご存知の方お教えいただければ。
写真にあるフィルターは2m用です、2倍の288MHzで-20db 3倍で-30dbとブロードです、調整は追い込んでません。

Stub Filter完成(スタブフィルター実験#4)

2mも作り完成です、このスタブフィルターは山梨シャックのEME500W検査のスプリアス70dbをクリアーするために必要です。
スタブフィルターはHFのコンテストなどで同時に色々な周波数で運用するときに7,14,21,28MHzなど倍数関係にあるとき、下のBandの影響(高調波)を軽減するために使われています。最近は聞きませんがTVIの除去にも、もちろんリニアアンプの高調波低減にもつかわれいます。HFではM型のT字型コネクター(どこで売っているのか知りませんが)を送信ケーブルの途中に付けTの足にあたるところに軽減したい周波数の1/4λのケーブルを先端Openで取り付けて使用します。
ケースは両面基板で簡単に製作、裏蓋は空けることもないのでハンダ付けです、シールを作りクリアーで塗装しました。セミリジットは短縮率0.7からスタート、スペアナを見ながら少しずつ(5mmから1mm程度)つめていきます、最後の微調整は芯線をハンダ付けするところの長さで出来ます。短縮率は周波数が高くなると小さくなります1296MHzでは52%でした。
UVHF帯のスタブフィルターのケーブルの長さは非常にクリチカルなのでTG付スペアナがないと製作は難しいと思います。


コネクターとコネクターをつないでいるセミリジットケーブルがフニャフニャと曲がっていますが意味はなくジャンクのリジットケーブルを使用したためです。

2mのデータです。75cmは昨日の記事にあります。

144.2MHz 1dbぐらいのロスがありますね、前後は無いのにここだけ、日ごろの行いが悪いか?↑


2倍の188.4MHz -44db ↑


3倍の432.6MHz -44db ↑
 

1.5Gまでのフルスパンです、左の2つが144.2MHZの2倍3倍です。 ↑

スタブフィルター実験#3

432MHzのスタブフィルターできました、セミリジットケーブルを刻む事20回?スペアナとにらめっこです。短縮率通りにはいきません、芯線のハンダ付けのちょっとの違いでも周波数が変化します。構造は1.6mmガラスエポキシ基板にN型コネクター2個取り付け1/4λ先端オープンのセミリジットを864MHz用と1296MHz用にハンダ付けしてあるだけです。周波数が高い場合はセミリジットの方が扱いやすいですし安定します、先端オープンのセミリジットの先の銅の外皮は基板にハンダ付けしてあります、データーには変化がありませんでした。

432MHzではロス0dbいいですね。


2倍の864MHzでは-43db。


3倍の1296MHzでは-45db。この通り性能がでればLPFとで何とか新スプリアス基準の70dbはクリアーできそうです。