DRAKE TR-7の修理、レストア、改造についてまとめてみました。参考にさせて頂いた Ronald Baker / WB4HFN さんにお許しを頂き彼のサイトから1部データや写真をお借りしました。 http://www.wb4hfn.com/DRAKE/DrakePageHome.htm

バージョン情報

初期型

私が31年前に購入したのが初期型と思われます。(製造番号1044)最初はデジタルディスプレーはDR-7としてオプションだったようです。クリスタルフィルターは2.3KHZが標準で入ってます。

前期型

先日eBayで購入したものがNo.3268 です、初期型と違いがいくつかあります。
1.プリドライバーボードが3段増幅から2段増幅に変更されて2段目にアルミの放熱板が付いています。(Powerに変化はないようです、部品点数が減りましたのでコストダウンか?)
2.カウンターボードのタンタルコンデンサーの多くが電解コンデンサーに変更されている。また、.カウンターボードの基板に色がつきました。
3.Power Supply Boardの調整用半固定VR取り付け位置変更されています。







後期型

オークションで購入した製造番号8000番台の後期タイプ以降 はリアーパネルが3分割になっています。 Ronald Baker / WB4HFN さんによると前期型、製造番号4800-4941のどこかで後期型に変更されたようです。



ケースカバーの塗装ですが初期は評判の悪いステキーな塗装でした、どこから変わったのかははっきりしませんが後期型はダークグレーのビニール系と塗料に変更されました。上がTR-7A下がNo.3268のTR-7(前期型)です。私の持っていたTR-7は塗装がベタベタしほって置いたらアルミが腐食し酷い状態になってしまいました。友人の自動車板金工場に持ち込み再塗装をしてもらいました。



最終
TR-7A

10779-10886のどこかでTR-7AになりWB4HFN さんが確認した一番大きい製造番号は12269だったそうです。 私がオークションで購入した製造番号はNo.11068です。
1.ノイズブランカが最初からインストールされている。



2. フィルタ(のSL - 500)500Hzのは、"A"の選択の位置にインストールされている。


3. "B"はAM受信のための9kHzの帯域幅になるように構成されている。
4.雷保護のため サージ保護装置 がアンテナ回路に追加。
5.背面のEXT RCVRのコネクタ-の下にTXが印字されている。
6.もちろんフロントパネルにはTR-7Aの文字があります。



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