Mode Frequency Adjustments
電圧を調整してモードごとの周波数を調整します、まず1番右側の半固定VRで10Vにします、半固定VRの右側の1Kの抵抗の上側で電圧が計れます。
次にPBTのSWが入っていないことを確認し、それぞれのモードごとに上記周波数でゼロビートになるよう半固定VRで調整します。
アンテナを外してLSB、USBモードに切り替えてスピーカーからのトーンが同じような音の高さでしょうか?これが異なる場合は再度調整が必要です。
Sメーター調整
(夜な夜な電球色のハロゲンランプの下で撮影してますので黄色っぽくなってます)
Sメーターの調整は2nd IF/Audioボードで行います。AMモードにしアンテナを外します。AMモードにするのはBFOからのリークを防止するためです。
1. 少し長めの調整用ドライバーで(写真では上側から)R-1128(メーターゼロ調整用)を時計回りに回しきります。
2. R-1129を同じように時計回りに回しきります。
3 .次にR-1129(AGCレベル調整)をSが2つ上がるところまで回します。
4. R-1128でSが0と1の間にゼロ調整をします。
5. フロントパネルのRFゲインVRを反時計回りに回し切りR-1105(メーター感度調整)でフルスケール80dbに調整。
6. RFゲインVRを時計回りに回し切りSメーターが0と1の間にあることを確認します。ずれている場合は再度調整手順を繰り返します。
IFTのすぐ横に付いている半固定VRはIFゲインの調整用です。また、基板の中央に付いているトリマーはCWサイドトーンの調整用です。IC7600と比べると3.5Mや7Mではほぼ同じように振れます、ついでにIFTの調整をして見ましたがほとんどずれていませんでした。
ボード用のカバー( Board Cover ) を取り付けてない状態ですとCW、SSBモードでは何も入力信号がなくてもSメーターが振れしまいます、カバーをしてビスを閉めると直ります。意味のあるカバーです。
調整用工具作成
IFTのコアー用ですハシを6角形に削りました カウンター用ケーブル直接基板を触れませんので46PFを挟んで
発信周波数チェック
The Pass-Band Tuning Board に 40MHZのマスター発信器、他に13.695MHZ、8050KHZの発信回路がありますので確認します。TR-7をカウンターとして使用する場合には自分で自分は測れませんので。4台ともほとんど狂いはありませんでした。
こんな感じで・・・
Transmit Carrier Balance
LSB、USBモードでキャリアレベルを最小に調整します。この調整には他の受信機を用意し、TR-7をUSBモードにし受信できることを確認しMICゲインのVRを最小にします。受信機で低レベルの信号を聞くことができますのでVRで最小にします。TR-7はダーミーで終端しておきます。
エキサーターボードのR-349を調整しますがこの状態ではできません、カウンターボードを取り付けて行います。
この穴から細いドライバーで調整。
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