2mPre AMP(PGA103+)#5



ほぼ「PGA103+」を使った2mプリアンプの実験は終わりです。最後に作ったのは入力側に2段の同調回路を入れたタイプです、出力側には3dbのATTを入れました。同調回路が逆側になったので今までのパターンのPreは取り付けできませんのでストリップラインの反対側に部品を取り付けるよう作り直ししました。Gainは20db、PGA103+への電流を60mA,90mAとかえGainの変化を見ましたが同じでした。先日のBPFをPreの前に付けた場合と後ろに付けた場合のGainは前の方がGainが高かったように同じ結果がでました。帯域や減衰特性などはほとんど同じです。
問題はNFがどうかですが測定器がありませんので耳がたよりです・・・・・出力側に2段の同調回路を入れたTypeを現在使用中ですが混変調に弱いようですがもう少し様子を見ます。

参考に2段の同調回路を出力側に入れたデータです下記。GainはATTを含めると今回の方が4db高い。

BPF+PreAmp #2



PGA103+を使った広帯域のPreAmpを作り先日の3段のBPFをつなぎロスを見て見ましたがほとんどありません。今回のPreは出力側に3dbのATTを入れました、Gainは2mで19dbぐらいです。(左がBPFなし右がBPFあり)
今回は基板をケースに合わせて作りケースとのアースは卵ラグ6か所でハンダ付けしました、基板の裏側とは1mmのドリルで多数穴あけしメッキ線で切らずに縫うようにしハンダで止めました、スルーホールが出来ませんので良い方法だと思います。

フライスマシン


フライスマシンを手に入れましたのでストリップラインを作るために試しに基板を削ってみました、きれいに出来そうです。刃が6mmですので3mmの刃を手に入れたら作ります。

BPF+PreAmp



PGA103+のPreに先日作ったBPFをIN側につないだ場合とOUT側につないだ場合のデータを取ってみました。なぜかイン側の方がGainが2db程度多いようです。(144.12Mhz TG Out -20dbm)
SMAのオスからBNCのオスに変換するコネクターがなくNに変換してからと4個もつないでしまいました。

直下PreAmp実験準備



プリやリニアーアンプの実験をやりやすくするためにアンテナ直下とトランシーバーの出口に同軸リレーを取り付け送信用同軸ケーブルと受信用同軸ケーブルを別にしました。回路図はあとで分からなくなるので自分用です。
同軸リレーは直下がCX-520D、シャック側は業務用24V250mmが2個、現在リグはIC-7100です12V電源はリグから。144MHzのPreはGainが21dbやはりちょっとオーバーGainです常時S6振ってしまいます(SSB)。
回路図にはありませんがリレーの電源12V24VをOFFにするSWを追加、OFFにすると送信ラインを通ってトランシーバーにつながりますのでPreOFFとなります。

2mLPF Dutch RF Shop


こちらはドイツのDutch RF Shopから取り寄せた2mKW SSPA用LPFです、コイルは2mmの線で巻いてあります。センター300MHzスパン600Mhz、Input0dbm 測定条件はW6PQLさんのと同じです。

LPF(W6PQL)Kit


SSPAに使うKW用2mLow Pass Filter and Dual Directional Detector boardを組み立てましたので測定しました。160-70MHzから落ちています、入力は0dbmです。

TRIO BPFコピーを作って実験#2



色々とやりましたがなかなか上手くいかず、どうもコイルのQが低そうです(共振のピークの鋭さを表す値「Q」Quality factor)Qを上げるには

コイルの抵抗を下げるかCを小さくするとQがあがります。まず1.6mmのコイルの線を2mmにしてみましたがほとんど効果なし、次にLの巻き数を1ターン4つのコイルを増やしトリマーのCを抜くようにして見ました。結果は上々でオリジナルと同じ帯域幅ではオリジナルよりも良い結果がでました。帯域幅を狭くして行くと左右のくびれが浅くなります、これでもう少しLossを減らせれば完成です。帯域幅はEMEの受信用ですので500KHzあればOKですが今は2MHzぐらいありますね。コイルは写真のマジックに巻きました。

TRIO BPFコピーを作って実験


箱はプリント基板で作成、バリコンが無かったのでトリマーにしてほぼ同じに作りましたがなかなか同じデータが取れません。ざっと調整しましたがロスも2dbぐらいありました。
さらに調整、コネクター側のトリマーで目的の周波数、反対側はノッチのような左右の落ち込みを、帯域はコイルどおしの距離のようです、ロスはオリジナルより少なくなったようですが帯域が広く切れが悪い、調整箇所が8か所ありそれぞれが微妙に関係してますので難しい=楽しいですが、あと少しです。
コイルの巻き線は1.6mmのFケーブルのキレッパシを皮をむいて製作これが原因か?

TRIO BPF-2A


友人から調整を依頼されたトリオの2mバンドパスフィルターBPF-2Aのデーターを取りました、調整前です。実用帯域は3MHzちょっとなかなかシャープなフィルターです。