ネパールいき2m Linear Amp
ひょんなことからネパールの局が使用する2mKWアンプを作ることになり製作を始めました。同時並行でHFのアンプや山梨の家でのEMEの準備など進めています。
ひょんなことからネパールの局が使用する2mKWアンプを作ることになり製作を始めました。同時並行でHFのアンプや山梨の家でのEMEの準備など進めています。
イギリスのINNOVEアンテナに注文してあった山梨のシャック用20el (10H/10V) 144MHz XPOL MAP65 Yagiが届きました。持っていくので開梱はしてませんが重たい。5.254mのブームに垂直と水平偏波のそれぞれ10エレメントがあるアンテナ4本です、スペックはこちらをご覧ください。
20 element (10H/10V) X-polarised LFA Yagi optimised for K1JT’s MAP65 software & other EME applications. Stacked pair or box of 4 will work great off the moon & also extraordinarily well on down-to-earth modes such as TEP, Es & TEP.と書いてあります。
W6PQLさんのページにあるリレーボードを購入してみました、リレーはomronのG2RL-1-Eを使用しています(OUT用)16Aの接点ですこれで2m1.5KWで使えるようです。手持ちで先日のLPF切替に使ったfujitsuのK1CK012W(RSで¥309)がありますので作ってみました。同じような形の小型のリレーはCOMが真ん中ではなく電源端子側がほとんどですがこのリレーは真ん中ですカバーを外して見ましたらリードも短くANTリレー向きの構造です。2回路あるとばかり思ってましたが1回路でした。W6PQLさんの使用しているomronのG2RL-1-Eとほぼ同じ構造です、W6PQLさんのページに詳しく書かれてますのでご覧ください、こちら。Google Chromeの翻訳で見ています。
スルーホールの基板は作れませんので穴を明けメッキ線で縫うように上下をつないでます、結果ですがSWRは50Mhzまではほとんど0でした、アイソレーションは10MHzで44db、20MHzで40db 30MHzで37db 50MHzで32dbでした。HFでの使用は問題なさそうです。(リレーの型番、図に間違いがありました訂正3/14)
一連の作業が自宅で出来るようになりました、今日は2mアンプの銅板加工FETのハンダ付けです。
組み込み用を製作しました。データーシートを見ますと入力40Vとなってます(絶対最大規格50V)、負荷は200mA前後ですので入力にシリコンダイオードを8本シリーズで入れさらに抵抗を入れて40V以下にします。試しにブリーダー抵抗100Ω直列に50Ωを入れて0.15Aで入力電圧35.2V、0.19Aで32.63Vしたもちろん出力は12.2Vで一定です、これで行けそうです。
リニアアンプ電源50VからファンやBIAS、リレー用に12Vにするために降圧型DC-DCコンバーターHRD12003(12V3A・スイッチング・タイプで高効率約90%・低発熱・放熱器一体型)の実験をしました。100mA流して入力41.5Vで出力12.044V、入力電圧を上げると46.6Vで11.9057Vと出力電圧が下がりました。負荷が変動しても入力17V以上あれば動きますので適当な抵抗をいれて50V電源に使えそうです。
会社から帰ってカミさんの買い物に付き合いもどって先日作った2つのダーミーにシールを作り張り付けて完成です。この順番を間違えると大変なことになります・・・・・・!
ヒートシンクに取り付けました、ファンはCPU用を流用、温度センサーリレーユニットは2組取り付け一つは45度になるとファンが動くようにセット、もう一つはヒートシンクが50度を超えるとHigh TempのLEDが点灯するようにセット。ケースには入れずヒートシンクにはゴム足を付けました重量12Kgぐらいありますのでどこかに常設します。
朝一番に金属加工の作業場に照明器具の取り付け配線(電気工事士免許あり)、それからダーミーのボール盤で穴あけ、タップ立てや材料のカットなど配線が終わったのは大河ドラマのちょっと前でした。周波数特性などは後程!
→ SWR 28MHzまでは1.0 50MHzで1.1ぐらいでした。高い周波数はちょっと無理かもしれません。
だいぶ前にeBayで購入した50Ω1650Wの抵抗を使ってダーミーを作ります。放熱が問題です、手持ちの一番大きい放熱板にファンを付けて様子を見ます。
コンデンサーが来ましたので取り付けスペアナでトラッキングジェネレーターの出力を0dbで見ると14,18MHz用がおかしい、リレーの足を間違えて基板の銅箔をカットしたり配線したりしたせいかどうかわかりませんが?リレーの向きを変えると上手く行くことがわかりましたので作り直すことに。
基板はハンドルーターで削って島を作ってます、リレーの足はユニバーサル基板の穴に印をして重ね上からドリルで印をつけて穴あけしています。表側は4mmのドリルでまわりの銅箔を削っています。後で裏側の島がアースと1mmしかなく近すぎると思いましたのでコンデンサーを外し2mmに広げました。
結果は14,18MHzのパターンもきれいになりました。ロスは10MHzで1dbほど他はほとんどありません、コンデンサーの容量を代えれば直りそうですが・・・・このLPFを使ったリニアーはコンディションが悪くなってきた7MHzと14MHzFT8専用ですのでよしとします。
使用部品 リレー Fujitsu K1CK012W (RSで購入)16Aの接点、どこかでアンテナ切替器に使用しているのを見て購入してあったものを使用、コンデンサーはDEGI-KEYで購入、トロイダルコアーはKits and Parts dot Comで購入、0.6mmEC線ちょっと細いかも。
回路図はW6PQLジムさんのHPからKW用です。14-18MHz、7-10MHz
回路図どおりの容量のコンデンサーがありませんので適当に組み合わせています。リレーはLPFの切り替えに使用、部品は国内だけではそろわなくなってきました。