LDMOSアンプ
なかなか思うようには行きません、苦しいけれど楽しい!!今晩はあまり進歩なしです。
出力トランスはKits and Parts dot Comで購入できるBN43-7051を使用(43材)、黒い線は細いテフロン同軸を巻き線として使用、銀色はテフロン線です。7mmのパイプを通して片面基板をハンダ付け左側が左右セパレートしてありドレーンに反対側はパイプをショートこれで1ターンの巻き線と同様になります。コアーは28.7X28.7X14.25mm大きさからすると100Wぐらいは行けそうです、トランスも色々できましたので実験してみます。
パイプは銅の方が良いのでしょうか真鍮しか手に入りませんでした(ものたろう)、ハンダメッキしてある両側は基板のパターンに合わせて削ります。
ディバイス待ちですがトランスは色々と作りました下の3つ並んでいるのは入力用の4:1トランスです左から43材のフェライトビーズ2個で、次は61材の小型メガネコアー、ヨーロッパの記事を見ますと豚の鼻と書いてあります、3番目は43材の メガネ です。途中で外皮を剥いてハンダメッキなどしますのでテフロンケーブルでないと難しそうです。出力側の メガネ コアーに通すパイプは発注しました、パイプを通す意味が分からなかったのですがパイプを通した反対側は基板などでショートしてあります。これが1ターンでその中に1:4ですと2タ-ン巻きます。さてPowerは出るでしょうかAFT05MS031NR1は1本で30W出るLDMOSですので・・・・!
そもそもこのアンプ作りのきっかけはSDR RedPitayaの出力10dbmを増幅してLDMOSのKWアンプをドライブするためですので40dbm(10W)もあれば十分なのですが、つい何ワット出るかやって見たくなります。今までの結果を見ますと2段でKWは難しそうですね。
入力トランスの巻き方
テフロン同軸を1周とちょっとの2倍で切りセンターを5mm程度むきますここがバイアスの電源に、センターからフェライトビーズを通ったところで外皮をむきます編み線を5mm残しハンダメッキします、これがゲートに行きます。むいた芯線はもう一度コアーを通しInputとアースにつなぎます。
メガネコアーも同じ巻き方です。
コアーが大きすぎるのですが手持ちがありませんのでHi!
Out 37.8dbm(6W) In 13.62dbm Gain 24.16db 13.8V600mA(8.28W) 効率72.6%
入力はHPのPowerメーターで出力はクラニシのPower計(ちょっとあやしい)で測定。
安定してPowerが出ますがまだ問題があります、6Wまではいいのですがそれ以上は頭打ちになってしまいます、入力のマッチングがとれていないようです、Gainや効率は良いのですが。スペアナの画像PowerはLPFを通しています、もう少しです。
中古のヒートシンクをフライス盤で削って3つ作りました、このアンプは効率が良いので送信したままで暫く置いておいてもまったく熱くなりません。
MRFE6VS25NR1のデーターシートに載っている 1.8–30 MHz BROADBAND REFERENCE CIRCUIT の基板と回路を再現しFETを取り付け50Vでデータを取ってみました、高調波が多く使い物になりません、期待していたのですが残念。通常の回路にて再度実験します。
昨日作ったPPアンプはなぜか動きません、ちょっとお休みです。今日はあっちもこっちも上手く行きませんハハハです。