BPF・LPF

144MHz、430MHzのバンドパスフィルター、ローパスフィルターのメーカー製や自作のブログの記事をまとめてみました。
目的はEMEの受信のためで少しでもS/N良くし混変調などの影響を少なくしようとしています、最近のPreは広帯域のもが多く(PreAmp U/Vのデータをご覧ください)強力なノイズやアマチュア無線以外の電波も増幅してしまうことがあります。このため下図の①のように接続したいのですがLossが問題となります、帯域が狭くLoss0.2dbを目指しています。

結論:入力側にBPFを入れる場合ですがスペアナで調整しても実際のアンテナのインピーダンスが50オームでない場合は特性が崩れてしまうことが分かりました。入力側に同調回路が無い方が良いかもしれません。


下に行くほど基本は新しい記事です。

クラニシ430MHzBPF 2017/01/20


友人のクラニシ430MHzBPF「KBP-701」をスペアナで測定してみました。
ロスも少なく良くできているようです。435MHzを中心に合わせ10Mスパンで見ますと430で-4db、440で-6dbです。

2mBPFの実験 2017/01/30

2mBPF帯域幅やロスについて実験をしようとコイルとC3段のタイプを作ってみました。LとLの間は0.5PFです。CはJohansonの15PFトリマー、Lは1mm銀メッキ線を6mmのドリルに7回巻です、INとOUTは下から1tのところに直にハンダ付けしました、シールドされてますので意味はないと思いますが真ん中のコイルは逆巻にして見ました。結果は思っていたよりも良い出来でロスは1db以下、帯域幅も3段ではこの程度文句なしです。これ以上良くなりますか?調整してみます。(信号は-20dbm、中心周波数144.12MHzです)
ケースはカタチのアルミダイキャストボックス、Johansonの15PFトリマーはeBayで1300円ぐらいで入手可能、1mm銀メッキ線はオヤイデ電気のネットショップで。
後で同調回路のQを上げようとLの8回巻も試して見ましたがほとんど変わりませんでした。



2mBPF クラニシKBP-200  2017/01/30

2mBand Pass Filter KBP-200は先日430MHzを測定した2mバージョンですかなり大きくて重たいTypeです、Qが高くさすがにスカート特性は切れますがフルスパンで見ると3の倍数で上にいくつか山があります、20Mスパンはロスを見るために測定しましたカタログでは0.8db、自作の方が少ないかな?


TRIO BPF-2A  2017/02/05

友人から調整を依頼されたトリオの2mバンドパスフィルターBPF-2Aのデーターを取りました、調整前です。実用帯域は3MHzちょっとなかなかシャープなフィルターです。


TRIO BPFコピーを作って実験#1  2017/02/06


箱はプリント基板で作成、上下の蓋は10X10X1.5mmの真鍮Lアングルをハンダ付けしタップを立ててビス止めしました、バリコンが無かったのでトリマーにしてほぼ同じに作りましたがなかなか同じデータが取れません。ざっと調整しましたがロスも2dbぐらいありました。
さらに調整、コネクター側のトリマーで目的の周波数、反対側はノッチのような左右の落ち込みを、帯域はコイルどおしの距離のようです、ロスはオリジナルより少なくなったようですが帯域が広く切れが悪い、調整箇所が8か所ありそれぞれが微妙に関係してますので難しい=楽しいですが、あと少しです。
コイルの巻き線は1.6mmのFケーブルのキレッパシを皮をむいて製作これが原因か?

TRIO BPFコピーを作って実験#2  2017/02/08

色々とやりましたがなかなか上手くいかず、どうもコイルのQが低そうです(共振のピークの鋭さを表す値「Q」Quality factor)Qを上げるには

コイルの抵抗を下げるかCを小さくするとQがあがります。まず1.6mmのコイルの線を2mmにしてみましたがほとんど効果なし、次にLの巻き数を1ターン4つのコイルを増やしトリマーのCを抜くようにして見ました。結果は上々でオリジナルと同じ帯域幅ではオリジナルよりも良い結果がでました。帯域幅を狭くして行くと左右のくびれが浅くなります、これでもう少しLossを減らせれば完成です。帯域幅はEMEの受信用ですので500KHzあればOKですが今は2MHzぐらいありますね。コイルは写真のマジックに巻きました。


帯域を広くするとロスが減ります。

LPF(W6PQL)Kit 2017/02/11


SSPAに使うKW用2mLow Pass Filter and Dual Directional Detector boardを組み立てましたので測定しました。160-70MHzから落ちています、入力は0dbmです。

2mLPF Dutch RF Shop 2017/02/11


こちらはドイツのDutch RF Shopから取り寄せた2mKW SSPA用LPFです、コイルは2mmの線で巻いてあります。センター300MHzスパン600Mhz、Input0dbm 測定条件はW6PQLさんのと同じです。

BPF+PreAmp 2017/02/18



PGA103+のPreに先日作ったBPFをIN側につないだ場合とOUT側につないだ場合のデータを取ってみました。なぜかイン側の方がGainが2db程度多いようです。(144.12Mhz TG Out -20dbm)
SMAのオスからBNCのオスに変換するコネクターがなくNに変換してからと4個もつないでしまいました。

BPF+PreAm#2p 2017/02/19



PGA103+を使った広帯域のPreAmpを作り先日の3段のBPFをつなぎロスを見て見ましたがほとんどありません。今回のPreは出力側に3dbのATTを入れました、Gainは2mで19dbぐらいです。(左がBPFなし右がBPFあり)
今回は基板をケースに合わせて作りケースとのアースは卵ラグ6か所でハンダ付けしました、基板の裏側とは1mmのドリルで多数穴あけしメッキ線で切らずに縫うようにしハンダで止めました、スルーホールが出来ませんので良い方法だと思います。