HF LDMOS AMP Test

前回課題だった熱処理を見直しました、熱伝導グリスを高性能の12.5W/mkのタイプに交換しついでに銅板やヒートシンクの傷などの修正をし3度温度を下げることができました。下がったのはグリスなのか塗り方なのか傷の補修のせいなのかは不明です。温度はFETの横に付けてあるサーミスター(No.0)と4CHの温度計で1から4番の5か所で測定。800WでFT8を送信CQ11回目でNo.0の温度が45.6度、非接触型の温度計でFETを測るとMax67度でした。まだ温度的にはもつでしょうがこのくらいで良しとします。ただファンの音がうるさい!48V仕様のダイキャストボディー、ポケベルの送信機から取り外したものです。隣の部屋に置くかでもちょっと心配!!最初は多少うるさくても安定してPowerがでればOKと考えますがPowerが出ると静かにしたくなる、PC用の水冷でこんど実験してみます、ラジエーターのファンがうるさいと聞いてますが。

出力ですが表をご覧ください、ゲインは31db以上です、恐るべしです。アッテネーターがないと理論上は200mwドライブで350W出ることになります。
7MHzでLPFは7M用を通して測定しています。効率は50%台です、今回は温度測定で忙しく見てませんでした、LDMOSは最大出力に近づくほど良くなると言われてます。

次に高調波ですが7MHz用のLPFを通おすとほとんどありませんが28MHz用ですと2倍3倍が結構な勢いで出てますね、この分がLPFで熱になります。

まだ完成ではありませんが一休みしオーバードライブで壊した2mのLDMOSアンプの修理をします。