LDMOS(AFT05MS031NR1)PPリニアアンプの見直し

ちょっと気になっていることがありもう一度2段目のアンプにもどり実験です、出力側の伝送トランスの巻き数を減らしたらどうなるか、入力トランスの巻き数は?トロイダルコア活用百科では伝送回路の動作周波数は、巻線長で上限周波数が決まりインダクタンスで下限周波数が決まるとなっています。
巻線長 は1/4波長以下これは問題ありません、 インダクタンスは測定してみます。 また今までは14MHzしかデータを取ってませんでしたが他の周波数では?
伝送トランス は2t減らしましたがあまり変わりません、周波数特性はLPFを外して見ますと21,28MHzの方がPowerが出ます15W,14Wです。入力トランスは1t2tより1t1tの方がどの周波数でもPowerは出ました、 1t1t とは言ってもゲート側は中点にバイアス電源を供給してますのでそれぞれのゲートにはコアーを1回通過です、入力側は2回通過ですので? 結果14MHzで9.2WがLPFを通しても11Wになりました。今回は高調波の波形やIMDも見ていませんので何ともいてませんが。3段目のKWアンプは3WもあればOKなのでアッテネーターを入れます、メーカー製のトランシーバーのようにどの周波数でも同じ出力を出すのは大変ですね!!