KW免許

    はじめに

kw-daruma目標は1級の免許を取り相模原と北杜市のシャックで1KWの局免許を取ることでした、たまたま頂いた達磨に両目を入れることを可視化目標としました、2013年無事に両目入りました。皆さんのお役に立てれば幸いです。

1KWに変更する場合に何から手を付けた良いのか迷うところですが、まずは防護指針がクリアー出来るかどうかを調べましょう。防護指針の 電界強度計算表 エクセルの表は関東総合通信局の「ハイパワーの申請について 」のページからダウンロードしました。
この表を埋めるのにはアンテナから隣地境界や道路までの距離を調べる必要があります、またアンテナの垂直面のパターンがあると俯角減衰量を引くことが出来ますのでアンテナメーカーからデーターをもらいましょう。私の場合はアメリカ製のSteppIRでしたのでメーカーに英語で(ここが大変)メールで問い合わせしもらいました、「 Here are the patterns for the DB-36 and the 4-element. I hope these helpyou get the 1Kw license. 」だそうです。これが1番の難関でした俯角減衰量を入れないとクリアーできないことが分かり最悪の場合はアンテナを国産に取り換えることまで考えました。
もう1つは電波形式をどうするかです、SSBだけですと平均電力0.16ですCWですと0.5になります、RTTYなどを使用する予定がなければ大分楽になります、私の場合は1で計算しています。
以下は提出した書類です、取りあえず提出すれば何か言ってくるだろう状態であわてて作りましたのであまり綺麗ではありません、後で書類の差し替えをお願いしたりと大変でした、やはりちゃんと見直しをし提出しましょう、反省。間違えたところや指摘のあったところなども含めて参考にしていただければ幸いです。問い合わせはコールサイン@JARL.comでお願いします。JF1MVF局のサイトを参考にさせて頂きました。
heimen
自宅が大きすぎましたHi!実際は図面の2/3ぐらいです。
ritumen
denkaikyoudo
これでクリアーしました、HFの給電線損失は0dbでも十分クリアーしましたので計算していません。マルチバンドの八木アンテナで7MHzと10MHzがDP動作でしたのでDPと記入したら八木型と記入するよう指摘がありました。

    他の無線局の設置状況を示す図面

こちらはネット上の地図を加工しPowerPointで作成します。PrintScreenを使って加工貼り付けです。100m、1Kmの範囲が分かる地図を作製、ついでに最寄り駅からの案内図も作成しました。
map-100
この地図には手書きでPHS、携帯基地、防災無線などを記入しました。
map-1000
こちらには消防署、交番、学校、公民館、開業医などを手書きでプロットしました。
map-eki
最寄り駅から自宅までの地図です。

状況報告書
kinrinmusen
kinrintvradio

変更申請書
局免印刷のソフトを使用して作りました。この局免印刷の使用方法が最初は理解できなくて苦労しましたが必要事項を入力して印刷ボタンを押すと申請書がプレビュー出来ますのでここで確認します。
s1

事項書及び工事設計書
s2
工事設計書
s3
第2送信機の親機がIC-7600Mの100W改造でしたので技適番号が50W機になっていました、問い合わせがあり説明しました。

付属装置の諸元
s5
s4
局免印刷で作成した書類はここまです。

送信系統図
k-1
k-2
k-3
第3送信機の付加装置は外しましたこれは変更前の図面です。移動局で免許があり出力も同じですので。

申請理由書
50MHzKW50mhzkw

その他書類
改造や1200MHzのユニット取付、付属装置取付など技適外ですので送信機ブロック図(取説からコピー)、アンテナのカタログ(インターネットからダウンロード)、アンテナの垂直面のパターン図を添付しました。

ここまでは根本的な問題はなく 「発射可能な電波の形式及び周波数の範囲」 で指摘があった(書類差し替え)のと、問い合わせが幾つかありましたが電話で説明しご了解いただきました。1週間後に変更許可書が届きました、ここまで約1カ月です。

申請書は通りましたのでその先です。
電波障害調査表
ご近所に配る電波障害調査表は関東総合通信局から送られてきた様式3をそのまま使用、色々と書くより菓子折りを持って(中村屋のドラヤキ)お会いし、言葉で説明しました。それからご近所付き合いも良くなりました。

試験電波発射届け
shikendenpa

電波障害調査地点
denpasyougai

防災無線障害調査結果報告書
bousaimusen

検 査
登録事業者のFTIさんにお願いしました、FTIが作成した書類とあわせて免許申請をします。

免 許
検査が終わりその日のうちに書類を送り10日後に無事免許がとどきました。


その後
申請の方法が分かりましたのでセカンドシャック(山梨)の変更も行いました、今回は200Wで許可になっていた1.9MHz、非常通信用4.63MHzを200Wでそのまま残し変更申請しました。
近隣の電波障害調査は西側、北側100m以内には民家などなく一帯が別荘地のため常駐の店舗2件に調査をお願いしました。今回は特に問い合わせもなく検査はFTIに依頼し、書類送付し18日後に免許が届きました。


EME 144MHz430MHZ 500W免許
EME-darumaHFのKW申請から3年もたち申請方法を忘れかけていましたがなんとか2016年3月16日付けで申請し5月16日で変更許可書が下りました。途中2回訂正箇所があり書類の差し替えがありました。
1.電波形式について
 つい書けるだけ書いてしまうのですが、私の申請した機器では発射することが出来ない電波形式について指摘があり訂正しました。HFのときには何も問題にされなかったのですが。
2.防護指針について
 アンテナから120m離れたところにタワーマンションがありそちらに向けたときに防護指針がクリアーされているかまたはその方向ではリニアアンプが働かない制御装置を付けなさいと指導がありました。
144MHzは防護指針がクリアーしてましたが435MHzはアンテナのゲインがありますのでクリアー出来ませんでしたので制御装置を付け申請しました。
実際には仮に月がマンション方向にあっても邪魔され交信出来ませんのでタワーマンションに向かって送信することは無いのですが。
6月3日 FTIの検査
6月10日 エキサイターTS-2000のHFも申請しましたのでPowerを測るよう指示がありました、11日再度FTIに来てもらい測定し書類の差し替えのため郵送。
6月20日 免許がとどきました。

最後に 最近は歳のせいでしょうか申請し通信局のやり取りなど途中経過を結構楽しんでいます、もらった達磨があと1つありましたのでEME達磨とし、受信出来たら片目、免許が下り送信QSOが出来たらもう1つの目を入れることに、両目入りました。もうこれから先はあるとしたら山梨でのEMEまたは1.2GHzから上のEME免許でしょうか??